11月17日〜23日、ケータリング合宿!
11月16日〜23日は、CTIジャパン さまのご依頼で富士山の麓にある研修施設で1週間分のお食事を作りました。
6回目となる今回は、1週間を通してお天気に恵まれ、秋晴れの空と冠雪した富士山がとてもきれいでした。
朝から晩までひたすらお食事を作り続けるという、私たちにとっても合宿のようなハードな1週間ですが、実は他にはない気持ち良さがあります。
1週間×3食×30名分ですから、取り寄せる食材も大量です。
生産者から食材が届いて箱を開けると、とびきり元気な野菜たちが次から次に出てきます。
箱を開ける度に驚嘆の声があがり、キッチンの空気ががらりと変わりました。
1回目から一貫して元気なお野菜を送ってくださる生産者のみなさまには本当に頭が下がります。
11月は目が回るような忙しさで少々疲れ気味のわたしたちでしたが、野菜に触れて疲れも吹き飛びました。
生産者の真っ直ぐな気持ちが力を与えてくれたのでしょうか。
野菜たちが土から蓄えたエネルギーを分けてくれるのかもしれません。
素材の素晴らしさをそのままお客様へお届けしたい。
食材が届く初日は、ぎゅっと気が引き締まります。
メニュー作りはこの合宿をする上でも重要です。
生産者さんと密に連絡を取り、そのとき取れるお野菜を把握することから始まります。
まっすぐな野菜は、味も収穫量もそして収穫の時期さえも、その時どきの天候にものすごく左右されます。
季節のものしかないので、メニューを作るときも素材ありき。
一通り揃った素材を前に、さて、何を作ろうかと考えます。
一週間の中で同じようなメニューが重ならないようにすることはもちろん、朝、昼、夕と一日のバランスや、その日のスケジュール、みなさんの体調や精神状態、色彩や味わいなども楽しんでいただけるように様々なことを考慮して作っています。
今回は落ち葉舞う11月。あっさりとした青菜や採れ始めの根菜類が中心でした。
寒くなる今後は、ますます味わい深くなっていきそうな予感がする野菜たちです。
こういうのも季節を感じる瞬間ですね。
岩手県北上町から届いたケンジロウ爺のサンフジりんごも美味しかったなあ。
「驚くべき美味しさ」
今回届いた食材に対して何度、みんなでつぶやいたか(笑)
素材の話が始まると尽きません。
1つ1つの素材のお話は、また改めてしたいと思います。
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