4月19日、たかはしよしこのルネッサンスな食卓
神楽坂にある素敵な帽子屋さんgalonにて
『たかはしよしこのルネッサンスな食卓』
というイベントをさせていただきました。
このイベントをするにあたり、ルネッサンスと言うテーマをいただき
私達もずいぶんと悩み考えました・・・・・・
そして最終的に
『再生・復興・新しさ』を食卓で表現しよう!
ということになりました。
『再生』
たかはしが普段のケータリングで使用しております
色とりどりの、琺瑯のお皿です。
このお皿は、福岡の老舗琺瑯看板屋さん、原田琺瑯製作所さんとのコラボレーションにより、普段の生活の中で皆さんも目にすることが多いであろう
琺瑯の看板を、裏返し再生させた、琺瑯の新しい再生の形です。
今回のイベントでは、このお皿をメインに使用し、お料理をお出ししました。
『復興』
食卓を家族みんなで囲んで、食事をする
そんな何気ない団欒の風景、しかし、核家族化が進み
忙しく毎日を送る人が多い現代
こうした食卓の形が、失われつつあるのでは無いかと思いました。
そこから、今回のイベントでは、あえて20人の皆さんに大きなテーブルを囲んでいただき、家族団欒の風景を再現していただき、皆で囲むことの楽しさを演出させいただきました。
『新しさ』
昔から伝えられてきた、和食や精進料理をベースにしつつ
新しい味の発見や食感の遊び、見た目の可愛さ・美しさを表現しました。
古臭いなんて思われがちな伝統食、けれどその中には、じわりじわりと体に染み渡る、日本人の中心に通じるような深くて暖かな味があります。
今回は初めてのイベントということで
お客様ひとりひとりに、お品書きと、ルネッサンスについての文章を載せた
小さな冊子をお渡ししました。
食卓は、ろうそくの明かりのみが頼りの陰影世界
そのろうそくに透かして見れば、ふわりと色が浮かんでくる
可愛いお品書きです。
たかはしよしこのルネッサンスな食卓〜おしながき〜
サザエさんのポルトガルスープ
ヤングいちご寿司
しぼりそらまめ
純銀いなり
イカいかだ
養老豆腐ワラビー
コカと小鳥パテ
あした葉くるり
なみなみ蒟蒻
もえぎ色した筍
夜空ごはん
つり橋チーズケーキ
夜空ごはんは、ろうそくの灯りの下で、卵のお星様キラキラキラリ
つり橋チーズケーキは、闇に浮かぶ、人と人との和を繋ぐ架け橋
最初から最後まで、たかはしも始めてのイベントでしたが
会場にいらしてくださったお客様皆さんが、楽しんでくださり
大変楽しく、素敵な会になったのではないかと思います。
このイベントの様子は、galonのHPでもご覧いただけますので
あわせてご覧くださいませ。
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