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伊豆ディープツアー無事終了!

12 7月 2011 No Comment

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伊豆のツアーは大好評に終わりました~
いや~素晴らしい時間を提供してくれた堀江さんに感謝の気持ちでいっぱいな私です。
今回は私達も企画者でありながら参加者として楽しめた素晴らしい2日間でした。
あゆみちゃんは育った河津から近いながらも楽しかった様子。
私も天城は3度目なのにこんなディープな天城は初めてでした!
このディープ体験は一生忘れられないレベルの体験ツアーでした!
天城軍鶏を堪能したことはもちろん、伊豆の若者たちが真剣に取り組んでいる素材一つ一つに
私たちも触れることができました。
幻の川魚のあまごの養殖場、ジビエの加工センターで実際のハンターから聞くことができた
森の問題点そして鹿を美味しくする熟成冷蔵庫の中まで!そこまで見ちゃっていいんですか?というところまで!笑
そして軍鶏の養鶏場では育っていく段階を追いながら説明を聞けたこと、軍鶏の解体前の屠殺する所まで立ち会うことができたこと。
それはそれは生半可な気持ちで向き合うなんて許されません。
屠殺がはじまった直後に堀江さん父にお前もやるかー?と言われた時は、一瞬やろうかなと思ったりはしたものの、その1秒後には手が震え足が竦みこれは私の仕事ではないなと直感で感じました。
死ぬ前の鶏の聞いたことのない狂おしい叫び声、もたもたしたらかえって鶏にストレスを与えてしまうという堀江父の厳しい言葉。チャレンジした仲間の一人だけは屠殺できたもののあまりのショックでその後耳が聞こえないって言ってたほど。。。。
こうやって生の体験を通して『命を頂いているのだ』ということをあらためて考えて、私は私に出来るお料理としてこの命を大事にいただこうと心から思えました。
今までよりより一層。大事に大事にしよう。
これは32歳にして体験したのは遅かったのでは、、、と思ったり。
怖い恐ろしい可哀想なんて軽はずみな言葉では片付けられない貴重な体験でした。

さて、楽しいご様子はあゆみちゃんに報告してもらうことにしましょう!

たかはしよしこ

さてさて!
選手交代です。
ここからは、ツアーの様子を写真でご紹介します!!!

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腹がすいては・・・・・ということで
まずは三島の村の駅の中にある、たまごやさんんで
堀江養鶏さんの軍鶏のお肉を使った親子丼で昼食!!!
もう、とろっとろのフワッフワで・・・・・・みんなとろけそうな笑顔でした。

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最初に伺ったのは堀江養鶏さん、軍鶏たちが健やかに走り回る鶏舎

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軍鶏の飼育の過程のことなど、いろいろお話を聴いた後
堀江さんがオスとメスの軍鶏を両手に・・・・・すす、すごい・・・・

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周りの皆はその姿をカメラに納めようと必死です。

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そして、自分もやりたいと名乗り出た参加者の加賀さん・・・・・・怖がりつつもしっかりと片手に軍鶏・・・・・!!!

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軍鶏の次は、3年ものの大きな海女魚の養殖場へ・・・・
手前の生簀はニジマス、奥に見える生簀はアマゴ、生まれて間もないころの生簀なのですが
アマゴとニジマスとでは、性格が全く違います。ニジマスは静かなのに対し、アマゴはばたばたと激しい・・・・

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続いてやってきたのは、イズシカ問屋

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現在、伊豆では鹿による食害が増えているよう・・・・・
その結果、商工会の青年部の方々が中心となり、このようなシカの肉の加工施設を新設したのだそうです。

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皆の見学風景・・・・・珍しいものが盛りだくさんで、終始話に聞き入ったり
かと思えば、大撮影大会になったり・・・・上から2番目の、二人の間に見えるものは・・・・・シカです!!!

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そして!!!おまちかねの夕食・・・・・軍鶏や天城の食材の豪華BBQ!!!
その前に、皆で自己紹介タイム。
コチラが天城チームのみなさま。食材はもちろんのこと、バーベキュー用のテーブルから、木で出来た食器まで
ほとんどのものが手作りでした!!!!

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皆でせっせとおにぎりを作ったり
採れたてのトマトをパクパク食べたり
メインの天城軍鶏を筆頭に、鮎に山女に、たっぷりの夏野菜に・・・・・・BIOワインとの相性もバッチリ!!!

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名人の手ほどきを受けながら、軍鶏をさばくよしこさん・・・・・真剣です!!!

この日は、もう夜中過ぎまで皆さん楽しい宴を繰り広げていました。
初めて会った人とも、美味しい食べ物を囲むと、一気に打ち解けてしまうから不思議です。

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翌日は、午前中に軍鶏を〆るところを見学に行きました。
すさまじい・・・・・・命は途絶えるその瞬間まで、力強いものでした。
もう、言葉でどうのこうのと言い表せません・・・・・あの瞬間の泣き声や羽音が、今でも鮮明に聞こえてくるような気がします。
命をいただくということは、命がつながるということ。
私たちは、野菜にしても、鳥や豚や牛、魚介類ももちろんのこと、日々沢山の命によって生かされている、そのことを
この日ほど強く感じたことはありません。
堀江さん親子の作業に、皆目が離せませんでした。

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そして、最後はわさび田!!!
皆ビーサンをはいて、透き通る山水が豊富に流れるわさび田に大興奮
この日もかなりの暑さだったため、みんな冷え冷えの水に、しばし暑さを忘れ
わさび採りに勤しみました。
3つ目の写真のわさび・・・・・この日1番の大きさ!!!!顔との比較でその大きさがよくわかると思います。

1泊2日の伊豆は、短い時間ながらものすごい中身の詰まったツアーとなりました。
小さいころから、この地で育ってきた私でも知らないことが山ほどあって、今回のツアーは自分の中で“地元再発見”という
面白いものだったなぁ・・・・・と、改めて感じました。
近いからこそ知らないもの、コト、本当にたくさんありますね。
そして、天城の若い世代の方たちの輝く笑顔に、私も元気をいただきました。
こんなに素敵な人が伊豆にはたくさんいるのだ・・・・・・・まだまだ、伊豆は良くなっていく!!!!
そんな風に、これからの伊豆への可能性も見出せたし、本当に充実した2日間だったと思います。
これを機に、さらに自分の地元へコミットしていきたい・・・・そんな気持ちがわいております。
参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました!

大塩あゆ美

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