Sustainability SUS + AGS-UTSC 2012 “食べものとつながり” 2012年3月3日(土)
Sustainability SUS + AGS-UTSC 2012 “食べものとつながり”
「Global Sustainability」をキーワードに、学際的・国際的に活動する大学院生を中心とした学生団体(東京大学の環境サークル)『AGS 東京大学学生コミュニティSUS+(サスプラス)』へケータリング。
勉強会の主催や国際会議への派遣を中心として活動している学生さん達です。
毎年、年度末のSUS+OBOG会へ、お料理を届けているのですが、
毎回、SUS+の方が考えて下さったお料理のテーマに沿って、作らせて頂いています。
今年のテーマは“食べものとつながり”
3.11から1年が経とうとし、放射性物質の飛散による食の安全性の問題だけでなく、
TPP問題など食に関する注目が一気に集まる1年でした。
3.11を振り返って、
そして、これからを見つめるためのお食事を、ということで、この日は『天城軍鶏のフルコース』を考えました。
わたしたちと、食(食べ物)との関係性・・・
食事と体(健康)
食事と心(安全・安心)
食べ物と経済(日本の農地・農家を支える)・・・etc
またわたしたちは、人と人とのつながり、心と体のつながり、それぞれがシステム的に循環しながら成り立っています。
いつもお世話になっている、中伊豆の生産者 堀江さんの天城軍鶏を丸ごと頂くことで、食べ物との関係性、生態系や命の繋がり・循環について考え、これからのことを語らえたら、と思いました。
“細く、長く”がモットーのSUS+。
人と人との‘weak tie(弱いつながり)’が、今後重要になってくるだろうと言われています。
みんなが感じていることはそれぞれに違うでしょうし、それぞれに温度差はあると思いますが、
若い人たちが自ら、一緒に話し合って答えを見つけて行くこと、それによって一人一人がどう動けるかが、
今後の日本の未来に繋がるだろうと感じています。
写真は、昨年夏に企画した伊豆のイベントでのこと。
堀江さんが、軍鶏をしめていく作業を見学したときのものです。
詳しくは、こちらを。
→ギュギュッと感じる伊豆!!
→伊豆ディープツアー無事終了!
『命をいただく』ということ、生きていること、命について、改めて考えることを、常に、忘れずにいたいですね。